お仏壇の種類は?

お仏壇は大きく分けると「金仏壇」と「唐木仏壇」に分別されます。
「金仏壇」は名前の通り金箔を施した、昔ながらの保護された工程を踏んで造られた伝統工芸品的なお仏壇です。生産地によって「型」が異なり金具や蒔絵、塗りなどに独特な特徴が生じます。浄土真宗専門の「京型」といった宗派専門の物も存在するのです。
一方、唐木仏壇は比較的新しく、紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)、欅(ケヤキ)…といった硬く頑丈で木目の美しい材で造られます。機械化が進むにつれ、価格も抑えた商品が増えて、若いお客さんを中心に現在の主商品は、この「唐木仏壇」へと変わりつつあります。
金仏壇の具体的な種類や唐木仏壇の価格差は、新しいコーナーを設置して詳しく説明する予定です。

お仏壇の安置場所って?

お仏壇が南向きになって、北に手を合わせて拝むのが一番。いやいや、西方浄土と言って極楽浄土は西の世界にあります。なので西を向いて拝むのがいいんですよ。いいえ、本当はあなたの宗派の本山のある方角を向いて拝みなさい。
なんて諸説ばらばらですね。私たちが全国のお寺さんに聞いた話では「掃除のしやすく家族が拝むのに支障のない場所ならどの方角でも。」というのが一番多いご意見です。

お仏壇はいつ買うの?

新築時や家庭に仏様ができた時が多いです。古くなったので取り替えたいお客様はお盆前やお彼岸前に集中します。仏様ができた時は「四十九日まで買いなさい」と言うセールスマンがいますがそんな事はありません。白木位牌(仮位牌)は四十九日まで本位牌に取り替えて燃やしましょう。という意味です。
お仏壇は無理せず余裕を持って選びたいものです。
昔は「仏様がいないのにむやみに買うと不吉だ」と言った迷信がありましたね。以前、「ご先祖さまは必ず誰にでもいるので、その気持ちを否定した失礼な迷信だ。」と説教したお寺さんがおりました。そうですね、お仏壇じゃなくても、たまにはアルバムを開いてご先祖さまの写真でも見てみましょうか。

お店で値段が違うの?

これがまた大変なんです。はっきり言って同じ商品でも数万円〜ウン十万円まで販売店で違うので厄介です。20万円の上代を提示して2割引で16万円。のお店もあれば、同じ商品なのに上代が50万円。赤札が30万円。商談してると結局20万円まで下げると言います。お客さんはお買い得だと判断して「大変安く買った!」と錯覚してしまいますね。きちんとカタログで商品名を提示して自信をもったワンプライスで販売しているお店で買い求めたいものです。店員さんを困らせてしまうぐらい商品の説明を求めれば、お店の「本質」が見えてくるはずです。


当店は全日本宗教用具協同組合(経済産業省認可)に最優秀店に認定されました。平成16年仏事コーディネーター資格取得。


宗派によってお仏壇は変わるの?

「金仏壇」には浄土真宗東本願寺大谷派や西本願寺専用のお仏壇が存在します。業界で「京型」といいますがお店によっては曹洞宗や真言宗といった各宗どの宗派でも違いなく販売しているお店が多いのが現状です。きちんと説明をしてくれるお店選びからはじめたいものです。
「唐木仏壇」は特に宗派による違いはありませんが、創価学会専用のお仏壇や日蓮正宗専用といったものもあります。

左が浄土真宗東本願寺大谷派専用「京型 本山型」
右が「西本願寺型」

やっぱり値段が高い方がいいの?

日常、手を合わせ礼拝するのに全く関係ありません。
価格の違いは「金仏壇」は生産地、生産者、金具の種類、漆、彫刻などで大きく開きます。「唐木仏壇」も使用する銘木の材の厚さや宮殿の彫刻、建具の仕様・・・と様々です。しかし耐久性といった面では極端な違いはありません。
要はしっかりと自分の中で予算を考え、その範囲内で選べば間違いないです。お店で、きちんと細かな仕様を説明したものを選びたいですね。老舗のお店は何十年と経過してもきちんとアフターしてくれるので安心です。