ぶつだん かわむら

宗派による違いは?


宗派による違い

宗派により仏具の飾り方も変わります。ほとんどは各宗派が指定するご本尊の違いですが、一部独自の宗教用具が存在します。
それでは飾例を見てみましょう。

※地方性で飾り方が多少、変わりますので詳しくはお寺さんやお店に問い合わせて下さい。

各宗の飾例。最上部のご本尊が宗派で変わります。詳しくはこちらのページを参考にしてください。 浄土真宗東本願寺大谷派の飾例。左記とは全く違った雰囲気です。独自の仏具が多いのが特徴です。 地方独特な仏具もあります。津軽地方で主に使用する「水差セット」。真宗は使用しません。
各宗の机の上。正式には机の上には経本類しか安置しませんが、津軽地方は一般にはこのように火立やリン、机上香炉も置きます。 浄土真宗東本願寺大谷派の飾例。リン布団は使用せず角リン台に金襴輪を使います。線香は立てずに寝せます。
正式には机の上には経本類しか載せず、リンは畳の上に置きます。導師座布団は使用しません。
花瓶、導師座布団各種。
鉦吾(しょうご)。主に浄土宗、天台宗で使用します。 杢鉦(もくしょう)。日蓮宗で使用します。 木魚一式。これも真宗は使用しません。

仏具は本当に奥が深く、ここで紹介したのは1パーセントにも満たないのです。ご本尊一つとっても数百円の掛軸の絵像から何十万円もする仏像まで様々です。
一度、ご家族でお店に見学にいらしてもらえれば、その奥の深さに驚かれると思います。